土壌診断した!?3 土壌診断票に書かれていること

今回は土壌診断票の重要なポイントを解説。基本情報、分析結果、基準値との比較、コメント欄についてわかりやすく紹介します。農協や土壌分析で手に入れた診断票を活かし、作物の生育をサポート。役立つ情報をお届けしますので、ぜひご覧ください!次回はpHに焦点を当てた解説をお楽しみに。

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今回は土壌診断票の重要なポイントを解説。基本情報、分析結果、基準値との比較、コメント欄についてわかりやすく紹介します。農協や土壌分析で手に入れた診断票を活かし…

ひかる泥団子チャンネルです

今回は、家庭菜園をされている方

農業初心者の方が、ちょっと気になるテーマを取り上げています

それは、土壌診断票に書かれていることです

農協さんや土壌分析のサービスを利用して診断票をもらったら

有効活用したいですよね

だって土壌診断票には、大事な情報がぎっしり詰まっています

今回は4つに分けて説明します

基本情報、分析結果、基準値との比較、コメント欄です

それぞれ説明します

まず、基本情報についてです

こちらは、分析を申し込む際に記載する内容が書かれています

例えば、土壌採取した場所、日付、

これまで育てていた作物、次に育てる作物、いつ植え付けるか

これまでの生育が良かったのか・悪かったか等です

もし、生育が良くなかったときに土壌分析を出す時は

こちらのそういった欄に記載しましょう

なぜなら、土壌診断票を見返した時に

「なんで今回出したのかな?」といったことが思い出せるからです

2つ目に分析結果です

こちらはpHや電気伝導度と

養分の蓄積(状況など)を表す、アンモニア態窒素や

交換性加里といった分析値が出ています

こちら単位についてなんですが

pHは単位がなかったり

土壌診断では

慣習的に100gあたり

どれくらい残っているかなどを表すことが多いです

単位には気をつけましょう

また、作物の生育に必要な養分の中で

交換性石灰や(交換性)苦土が、分析結果上、値が高くなることが多い

覚えておいて損はないですよ

3つ目に基準値との比較です

分かりやすい判定やレーダーチャートを使って

分かりやすく・見やすくなっている土壌診断票が、多いかなと感じます

基準値なんですけれど

次植える作物や、採取し地域によって、こちらの基準値の幅変わります

「基準値の幅」の考え方なんですけれども

「この幅の中に入っていると作物の生育障害が起きづらいですよ」
と言った意味合いです

なので、例えば、少しでも基準値から外れていると

病気が起きちゃうのかなとか

不安になったりされるかもしれませんが

少しくらい(基準値から外れても)なら、すぐに病気が起きるわけではありません

最後4つ目にコメント欄です

こちらは専門家からのアドバイスが書かれています

また、次回の施肥計画の案であったり

作物の生育が悪かったときに、土壌診断した場合

次回の作付けでの、改善ヒントの糸口が書かれている場合があります

必ず目を通しましょう

いかがでしたか?

今回は、土壌診断票に書かれていることについて説明しました

結構、たくさん書いてありますね

次回は、土壌診断で重要な項目のpHについて詳しく説明します

では、また次の動画でお会いしましょう