見てみよう!日本の地形

日本の地形と農業のつながりがより伝わるようにウェブサイトで各地の地形を見てみます。扇状地や河岸段丘、台地、自然堤防などを地理院地図や無料アプリを使って解説します。富山や山梨、群馬、秋田、新潟などの地域を例に、地形が農業にどう関わっているのかをより身近に学べます。地形や地質を自分で調べてみたい方におすすめです。

ひかる泥団子チャンネルです

前回の投稿から、期間がずいぶん空いてしまいましたが

今回はこれまで紹介した地形について

実際にサイトで検索してみたいと思います

地理院地図や地質図Naviといったサイトなど

近年は、無料でとっても見やすい
地形や地質のサイト・アプリが増えています

今回の動画が皆さんにとって、地形についてもっと興味を持ってもらったり

皆さんがご自身で、地形について調べるきっかけになれば

と思っています

複数回の動画で、いろんな地形や地質の特徴を説明してきましたが

今回は川の影響を強く受けている地形をお見せします

扇状地、河岸段丘、台地、自然堤防です

地形の説明には、パソコンから見られるように説明・紹介します

最後には、もっとお手軽に地質や地形を見たい方向けに

無料で使えるアプリも紹介します

今回は地理院地図を使いながら説明します

誰でも無料で使うことができます

ただ選択できる箇所がたくさんあるので

使い方には、はじめは戸惑うかもしれません

今回はどうやって見せているかも説明しながら

ゆっくり進んでいきます

扇状地から見ていきましょう

サイトに入っていきます

地理院地図と検索すると、画面の検索トップに出てくるかと思います

今回は、富山県の扇状地と山梨県の扇状地を紹介します

扇状地は、地形の中では比較的見つけやすい地形です

まず画面の左上の地図から地図を選びます

地図の種類ですが

今回3種類選びます

ここの選択中の地図の順番も、分かりやすく見るには大事だったりします

今回は「標準地図」と標高・土地の凹凸の中にある「陰影起伏図」

「自分で作る色別標高図」を使います

では富山県の扇状地から見ていきましょう

色味は高さを表現していますが

(標高が)高い方から順に

赤色、オレンジ色、黄色、黄緑色、水色、青色で表現されています

富山県を南側から北の方を見てください

綺麗な扇形の地形がいくつも見えませんか?

ここは黒部川が作った扇状地

ここは片貝川

こちらが早月川が作った扇状地です

扇状地は山から開けた場所にできる地形です

扇状地の土の特徴は、水はけが良いことでした

黒部川の扇状地については水持ちが良くなるよう改良を施して

水田として利用されています

次に山梨県の扇状地を見てみましょう

こちらが甲府盆地の全景です

御勅使川(みだいがわ)は南アルプス市にあります

陰影と色をつけてみましょう

色は黄色一色なのですが

陰影があるのがわかりませんか?

緩やかな扇状地の形になっています

黒部川の扇状地も含めて

御勅使川の扇状地も三大扇状地の一つと言われています

次に甲府盆地の東側を見てみましょう

笛吹川(〇ふえふきがわ、×ふえきがわ)から金川の一帯は

それぞれが扇状地となっています

山から開けた場所がいくつもあります

このように洗浄地が集まっている場所を合流

洗浄地と呼びます

扇状地の土地ですが

水はけが良いことが特徴でした

山梨県ではこの水はけの良さを生かして、果樹が多く作られています

次は河岸段丘です

見せ方は色の透過率を30%

陰影起伏図の透過率も30%にすると見やすいです

今回は2カ所お見せします

まずは1カ所目、群馬県の沼田市にあります

こちらは日本一の河岸段丘とも呼ばれています

黄色の部分を見てみると

たくさんの箇所で板みたいな地形が階段状になっているのが見えませんか?

片品川の両岸はきれいな階段状になっています

沼田市の河岸段丘面では、リンゴなどの果樹の栽培が盛んです

次は秋田県の河岸段丘をお見せします

こちらの河岸段丘はたくさんの段丘面があることが特徴です

なんと8段の段丘面があります

この河岸段丘は秋田県北秋田市の大野台にあります

阿仁川(あにがわ)周辺の標高が低い水色の部分から

東側の黄緑色の部分にかけて階段状になっています

ここではどのような農業がされているかというと

こちらの地図記号の縦二重線は田んぼVの字が畑です

河岸段丘の特徴ですが

段丘面の上の地域は十分な水の確保が

難しいので

こちらの地域では畑にして利用されているんですね

3つ目に台地(洪積台地)について見ていきます

「標準地図」「陰影起伏図」「自分で作る色別標高図」を使います

透過率ですが火岩暖球を見たときと同じように

陰影起伏図の透過率を30%

色別標高図も30%にします

3箇所紹介しますので

早速見ていきましょう

一つ目は以前の動画でも紹介した

下総台地と常陸台地です

中央に流れているのは利根川です

利根川周辺の青色の地域と、一段上がった水色の台地部分があります

台地は、山のように傾斜が続いているわけではありません

こちらの地域では、水色の標高10から50メートルがずっと続いています

二つ目は、お茶が有名な静岡県の牧野原台地を見ます

この黄緑と黄色の部分が台地の部分です

先ほどの下総台地よりも標高は高いのですが

上の面が平らになっています

周囲に高い山がなく、日当たりが良いので農業に向いています

大井川から水を引いて、生産性を高めています

三つ目は、町の中の台地を見てみましょう

それは大阪市にあります

見せ方なのですが

色別標高図の透過率を0%にしてみました

こちら見えている全体が大阪市なのですが

こちらの帯状の地形がこれが大地となっています

この辺りを上町大台地と言い

周辺には、坂がつく名前のところが多く見られます

地形の紹介の最後は自然堤防です

自然堤防ですが

洪水で川が氾濫したときに

一緒に流れてきた土砂がたまってできて、盛り上がった場所でした

自然堤防の地形は新潟県でわかりやすく見られます

色別標高図の透過率を30%に戻して

越後平野の阿賀野川の流域を見てみましょう

阿賀野川は災害防止のため

川の道の直線化工事が行われてきた地域です

三日月に見える部分は

以前の川だったり

昔、洪水で浸水した地域です

標高差が小さいのですが

ここが、若干高く積もって見える部分が

自然堤防です

新潟県には、このような場所が他にもあります

中ノ口川や信濃川の流域に見られます

信濃川沿いを見てみましょう

色の透過率を90%にしてみます

この周辺も標高差は大きくありませんが

川の両側が盛り上がっていませんか?

周囲より1-2m高く、住宅や農地に使われています。

もちろん周辺は、お米が栽培されています。

いかがでしたか?画面上で見ても地形がよくわかって面白かったですね

パソコンよりもスマホの方がよく使うよ

って方のために、アプリも紹介します

こちらのスーパー地形と呼ばれるアプリです

ウェブ上だとカシミール3Dというサイトから発信されています

登山されている方には有名なサイト・アプリなんじゃないかなと思っています

個人的にとてもおすすめなアプリです

Googleマップみたいな感じで調べられるのが便利です

そのままでも十分面白いアプリですが

今回見たような感じで

地形を見られる設定を

お伝えして今回は終わりにします

設定は「地質図V2+陰影起伏図」にすることです

左下の地図から「その他」を選択し、下の方の「地質図V2+地形」を選択

その後、「地質図V2+陰影起伏図」を選択します

先ほどの信濃川流域の自然堤防の感じは

こちらのアプリの方がイメージがつきやすいかもしれません

いろんな地域の地形や地質を探してみてください

参考になる部分はありましたか?

次回からは新しいシリーズに移って

土壌を構成する元素について

3種類ほど紹介しようと思います

次回はもっと早く作るので

ご期待くださいませ

では、また次の動画でお会いしましょう

★補足情報★

(参考サイト)

地理院地図

https://maps.gsi.go.jp/#5/36.104611/140.084556/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1g1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

カシミール3D

https://www.kashmir3d.com